カルキ抜きを使わないメダカの稚魚を飼育するのに適した水の作り方

メダカを飼育する際に必ず必要となるのが彼らが生きていく上で必要な水です。

そしてできるだけ新鮮な水を入れてあげたいものですよね。

そのためには塩素を抜いたメダカ用の水をつくる必要があります。

これをミスしたせいで大量のメダカが死んだりするのですから気を使わなくてはいけません。

メダカを飼育しだして3年目の私ですが、親メダカはもちろん赤ちゃんメダカもほとんど死なさずに飼育することができるようになりました。

もちろんメダカを飼育する際の水はカルキ抜きといったケミカルは一切使用していません。

今日はこのメダカの水作りについてお話ししたいと思います。

ちなみにこの方法は金魚などメダカ以外の淡水魚を飼育する際にも使えますのでおすすめです。

もくじ

とっても簡単なメダカの水の作り方

メダカの水作りはどのようにしているのかを振り返ってみました。

考えられるポイントは2つだけです。

  • メダカと同じ環境にする
  • 長期間(3日くらい)かけてつくる

これ以外のことはしていません。

もちろんカルキ抜きバクテリアの類のケミカル類は一切使用していません。

大きめの水槽(バケツ)を用意する

まずはこのメダカ水をつくるための入れ物を用意します。

まとまった水量の水が入るもの、たとえばバケツなど適当なものを用意します。

我が家では過去に金魚などの魚を飼っていたことからいらなくなった水槽がいくつかありましたので、これに水をいれています。

ただ気をつけておきたい点が一つだけあります。

それは洗剤や石鹸などをいれたことのある容器は使用しないということです。

雑種のメダカなどは生命力の関係上生き抜くことができそうですが、なにせはかない命のメダカです。

残った洗剤成分で大事なメダカが死んじゃったということがないように容器の選定は注意しておいたほうがいいですね。

すべての容器が洗剤等の使用経験があるのでしたら新しい容器の購入も検討してくださいね。

屋外に数日放置する

バケツであったり我が家のように不要になった水槽に水道水を入れます。

水槽に水をくむ

つぎに行うことがバケツを外に出して数日間放置することです。

これにより水道水中の塩素を揮発させることができます。

たしかにカルキ抜きを使用すると短時間に塩素を中和させることができます。

ただケミカルにケミカルの合わせ技で対抗するのは好ましくないと私は思っています。

外に水道水を放置しておけば数日で塩素が揮発しますのでこの方法を取るようになってからはメダカの死亡率ががくんと下がりました。

外に出す期間は比較的塩素濃度の低そうな場合3日も出しておけば大丈夫ですが、お住いの地域によって濃い場合もありますので、その際にはもう少し期間を長くしてください。

メダカを飼育している容器のそばに置く

最後の仕上げです。

こうして外に放置して塩素を揮発させた水道水をメダカを飼育している容器のそばにおいてください。

水槽とバケツ

こうすることにより、水温や周辺環境を極力メダカと同じようにさせることを目指します。

ちなみに屋外でメダカを飼っていらっしゃる場合には、先程の外でバケツを放置する際にメダカのそばに置いておけばこの工程は省くことができます。

屋内でメダカを飼育されている場合には水を入れる前に1日ほどメダカの水槽のそばにこの水をおいておけば完成です。

我が家のメダカ水の利用法

我が家ではこまめにこの方法でメダカ飼育用の水をキープしています。

屋外で飼育していますので水槽に水道水を入れて放置しているだけでなにもバクテリアやカルキ抜きをいれなくても問題なくメダカは暮らしています。

稚魚も飼っているのですが、この水を時々入れ、フンを取ってやっているだけでほとんど死ぬこともなく暮らしていけるようになりました。

稚魚用バケツに水をくむ

まとめ

我が家ではメダカを飼育していくために必要な水を作るのには時間と環境をあわせることが必要だと感じています。

あわててカルキ抜きに頼らないように飼育用の水は多めにキープしておくことがおすすめです。

屋外に放置しておくだけで大丈夫なのですこし多めに水をためておき、必要に応じて使うとよりメダカの水質が改善されていきますのでいいのではないかと思っています。

この方法が参考になれば幸いです。

では、またよろしくです!

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