もう死なせない! メダカの飼い方をイチから解説してみた

メダカや金魚などの小さい魚はよく死なせてしまいますよね。

飼おうと思っていても、飼い方ひとつで短い付き合いになってしまうこともしばしばです。

ところが、メダカのような小さな魚でもきちんと飼えば数年間お付き合いすることができるんですね。

そこで今回は、メダカを飼い続けて何年か経つ私が取り組んでいる、

メダカの飼い方についてお話ししたいと思います。

このメダカの飼い方はあくまで私が経験的におこなってきた方法です。
そのため高級なメダカなどの飼育にあった方法とは限りません。
あくまで飼い方のひとつとしてお読みいただければ幸いです。

メダカの飼い方

それでは早速メダカの飼い方についてお話ししたいと思います。

メダカを飼うためのポイントは大きく分けて三つあると思います。

それは

  1. 飼育するための環境づくり
  2. 水づくり
  3. 飼育場所

です。

項目別それぞれについてみてみたいと思います。

メダカが暮らすための環境(ビオトープ)づくり

水を作ったところで次はメダカは暮らしていくために必要な環境を作っていきましょう。

メダカが暮らしていくために必要な環境をビオトープといいます。

それでは水づくりとともに大切なビオトープづくりをはじめましょう。

必要なもの

では、このビオトープに作るために必要なものをリストアップしてみましょう

  • 暮らしていくための器
  • 赤玉土
  • ホテイアオイなどの水草

以上3点です。

ビオトープのつくりかた

ビオトープづくりの方法としては以下のとおりとなります。

  1. 赤玉土の前処理
  2. 水道水を水槽へ入れる
  3. 1週間放置する
  4. 少しずつメダカを投入する(全滅をさけるため)

ビオトープの作り方については以下のページに詳しく解説していますのでご覧ください。

参考 毎年やっているメダカの水換え&ビオトープづくりを徹底解説してみた

水づくりが一番大切

メダカにとって何が一番必要なのでしょうか。

私は何と言ってもメダカを育てていくのに大切なのは水づくりであると思います。

魚である以上水がないと生活することはできないのは当たり前ですよね。

そこで一番大切なのは水づくりであると思います。

なんだかめんどくさそう・・・いろいろ買ったりしないといけないのかな??

と思っている方はいませんか?

心配はいりません。

簡単にメダカの飼育に適した水はつくれますから。

ではやってみましょう。

必要なもの

では、まずは大事な水作りに必要なものについてお話しします。

用意するもの:バケツ(または使わなくなった水槽などたくさん水が入るもの)

これだけです。

なにもケミカルや特別なものは必要がありません。

ただ・・・バケツは100円均一でいいので新しいものを用意してくださいね。

洗剤などをいれてつかったバケツは洗剤の成分が付着している可能性があるため、避けたほうがいいと思います。

私はいぜん金魚を飼っていたので、その水槽を水づくりに転用しています。

メダカ水のつくりかた

新しいバケツを用意したところで、いよいよ水づくりスタートです!

まずは、バケツに水道水を入れます。

どうせ作ってしまうのですからたくさんお水は入れておきましょう。

つぎに水を入れたバケツをを外に放置します。

期間はおよそ一週間。

ちょっと長いかもしれませんが、大切なメダカを飼うための水です。ゆっくりつくっていきましょう。

このくらい放置しておくと水道水に含まれる塩素は自然と揮発して綺麗な水だけが残ります。

以上!!

ね簡単でしょ。

カルキ抜きなどのケミカルを入れる必要はありません。

ただ・・・焦りだけは禁物です。

参考 カルキ抜きを使わないメダカの稚魚を飼育するのに適した水の作り方

飼育する場所について

メダカを飼うにあたって最適な環境とはどのような環境なのでしょうか

部屋の中でしょうか?

いえいえそんなことはありません

最適な環境はズバリ屋外です。

夏の暑い時期冬の暑寒い時期ありますが、気にせず外で飼いましょう。

へんに冬暖かかったり夏涼しい環境にしてあげようという気遣いは全く不要です。

用水路で取ってきたような雑種のメダカは、意外と生命力があるものなのです。

そして暑さ寒さなどの環境の順応性も非常に高い生き物なんですね。

私が飼っているメダカはつねに外で飼育していたり、引っ越しの際にも車で数時間の移動もさせましたが、一匹も死なずに元気で暮らしています。

ですので、大切な水作りと環境づくりをした後はメダカを外で飼って、そっと見守ってやることが必要です。

メダカを飼っていく際に必要なこと

それではメダカが住んでいるための環境づくりが終わったところで飼育するために必要なことについてお話ししたいと思います。

必要なポイントとしては以下の3点です。

  1. 水をこまめに足してやること
  2. エサをやりすぎないこと
  3. 半年に一度はビオトープ作りをやること

ではそれぞれ見てみましょう

水をこまめに足してやること

メダカにとって生命線と言えるのはまさに水です。

そのため、水質が明らかに悪化しているとメダカにとって良くないのは当たり前ですよね。

ですのでメダカの飼育するのに適した水を常に作っておくことにより、水が減ってきたりあるいは汚れてきた時には、

水を足したり入れ替えたりとかするのがいいと私は思っています。

エサをやりすぎないこと

かわいいメダカですからつい沢山エサをあげたくなるという気持ちもよくわかります。

しかしながらエサのやりすぎも良くありません。

水質悪化につながったり、あまり体調が良くないメダカが出てきたりする可能性がありますので、

エサは1日2回、1分程度で食べきれる量をあげましょう。

1分というのは非常に短いと思うかもしれませんが、メダカの食欲は非常に旺盛です。

そのため、これでも非常にたくさんのエサを食べてしまいますので心配ありません。

わたしが与えているメダカのエサ

ここで私がどのようなエサを与えているかについてご紹介したいと思います。

私が与えているエサは、

どこのペットショップでも売っている、乾燥赤虫です。

乾燥赤虫

他のメダカのエサも色々と試していましたが、これを上回るものは結局ありませんでした。

この乾燥赤虫を与えると一気にメダカが入ってきてあっという間に食べきってしまいます。

先ほど言った1分なんていうレベルではなく数十秒というレベルで食べきってしまうんですね。

それだけメダカの食欲は旺盛ということになります。

さらにおまけとして水づくり用の水槽に入って死んでしまった小さな虫なども、

そっと水槽に入れますと、あっという間に食べきってしまいます。

ビオトープを半年に一度は作りなおそう

最初に言ったビオトープづくりは1回作れば終わりというものではありません。

水質が悪化してきたり長い冬場を過ごした後は新しい環境にまた作り変えてあげたいものです。

私の場合半年に一回、水槽洗いそして赤玉土を入れ替えてメダカのビオトープ作りを行っています。

ちょっとやり過ぎなのかもしれませんが、今のところメダカたちはほとんど死ぬことなく元気で泳ぎ回ってくれています。

このようなメンテナンスを時々ここなってやること、でメダカさん達は気持ちよく過ごしてくれています、

こちらとしてもかわいがってあげられたという気持ちになっていいと思いますよ。

まとめ:メダカを飼うのは簡単だけど大切にしましょう

今回はメダカを飼って3年になる私が取り組んでいるメダカの飼い方についてお話ししました。

メダカというものは飼い方を間違えるとすぐに死んでしまいますが、間違いなければ何年も生きてくれ、長い付き合いとなります。

ペットショップや用水路で簡単に手に入るメダカなのですが、大事に飼って長生きさせてげたいものですね。

そしてメダカ飼育に慣れてきた時には、卵を採取して繁殖してみると面白いですよ。

マンションなどでペットが飼えない環境の方も楽しめるメダカ飼育に是非チャレンジしてみてくださいね。

ではまたよろしくです!